はじめに
結婚式は人生の一大イベントですが、その費用は大きな負担となることが多いです。特にプロのカメラマンを依頼する際、会場によっては持ち込み料金が発生し、予算を圧迫することがあります。しかし、いくつかの工夫や交渉術を駆使することで、持ち込み料金を抑えながらも質の高い撮影を実現することが可能です。本ブログでは、持ち込み料金の仕組みや交渉術、持ち込み自由な会場の選び方について詳しく解説し、結婚式費用の節約術を提案します。
1. 持ち込み料金とは?
1) 持ち込み料金の定義
カメラマンの持ち込み料金とは、結婚式場に外部業者を持ち込む際に発生する料金のことです。結婚式場は、自社提携の業者を利用することで一貫したサービスの質を提供しようとしています。そのため、外部業者を利用する場合に追加料金を課すことで、自社の利益やサービス品質を確保しようとするのです。
2) 持ち込み料金の発生理由
持ち込み料金が設定される理由は、結婚式場が自社提携のカメラマンや他のサービス業者と協力して一定の品質を保証するとともに、式場の利益(マージン)を確保するためです。
3) 持ち込み料金の具体例
持ち込み料金がかかる式場の場合、具体的には、結婚式場に外部のカメラマンを持ち込むと、通常で税込33,000円~55,000円、高い場合には税込11万円以上の持ち込み料金が発生することがあります。この料金は、結婚式場によって異なり、規模や立地、提携業者の関係性によっても変動します。
2. 持ち込み料金を抑えるための交渉術
1) 事前準備の重要性
カメラマンの持ち込み料金を抑えるための第一歩は、結婚式場と契約をする前に、結婚式場の規約をしっかりと確認することです。契約書や規約に記載されている持ち込み料金の有無やその金額について、事前に詳細な情報を入手しましょう。また、結婚式場の担当者と直接コミュニケーションを取り、持ち込み料金に関する疑問点や交渉の余地があるかどうかを確認することが重要です。
もし、式場と契約をしてしまった後であっても、再度、式場との契約書や契約時にもらった資料に、カメラマンの持ち込みについてどのように記載されているかを確認しましょう。契約時に説明がなかった場合には、十分に持ち込み料金を抑える事が可能になりますので、あきらめずに交渉してみましょう。
2) SNS、ブログ等での前例を提示
その式場でにカメラマンを持ち込んだという前例(投稿や口コミ)が、サイトやSNSに見つかれば、その前例を元に結婚式場にアピールすることができます。特に、SNSの投稿者に対してDM等で詳しく状況を聞いてみることも大切です。
3) 交換条件を伴う交渉アプローチ
交渉の際には柔軟な姿勢が求められます。例えば、結婚式場のサービスを一部利用することで持ち込み料金を減額してもらう提案をすることも有効です。具体的には、結婚式場が提供する料理や装花のランクをアップすることを条件に、持ち込み料金を減額、または無料にしてもらうことが考えられます。また、他の付帯サービスを利用することで、結婚式場との良好な関係を維持しつつ、持ち込み料金を抑えることができます。交渉の成功事例を参考にし、自分たちの状況に応じた最適なアプローチを見つけましょう。
3. 持ち込み料金が発生しない結婚式場を選ぶ
1) 持ち込み自由な結婚式場の特徴
持ち込み自由な結婚式場は、柔軟なサービス提供や外部業者との連携に積極的な姿勢が特徴です。このような結婚式場では、自分たちで選んだカメラマンや他のサービス業者を自由に持ち込むことができ、持ち込み料金が発生しないため、コストを大幅に削減することが可能です。持ち込み自由な結婚式場を選ぶことで、自分たちの希望する撮影スタイルやクオリティを実現することができます。
2) 持ち込み自由な結婚式場の探し方
持ち込み自由な結婚式場を探すためには、まずインターネットや口コミサイトを活用しましょう。結婚式やイベントの専門誌やウェブサイトでも、持ち込み自由な結婚式場の情報を見つけることができます。さらに、SNSやブログをチェックすることで、実際に持ち込み自由な結婚式場を利用した人の体験談やレビューを参考にすることができます。特に、利用者の声を参考にすることで、具体的なメリットやデメリットを知ることができます。
参考までに以下に、カメラマンの持ち込みが無料の式場(関西、関東)を掲載した当店のページを紹介しておきます。ただし、情報は随時変化しますので、最新情報については直接結婚式場へ確認することが大切です。
カメラマン持ち込み無料の式場(関西)
カメラマン持ち込み無料の式場(関東)
みんなのウェディング(持ち込み無料)
Wedding Park(持ち込み無料)
3) 直接の確認と交渉
実際に結婚式場を訪れて式場プランナー等と直接話をすることで、持ち込みに関する詳細な情報を得ることができます。この際、持ち込み自由であっても、撮影エリアに制限があったり、(例えば上映プロジェクター等の)設備に関する費用が発生する可能性があります。そのため、事前に詳細な確認を行い、同時に交渉することが重要です。
まとめ
結婚式で持ち込みカメラマンを依頼する際の持ち込み料金を抑えるためには、式場と契約する前に、事前の準備と結婚式場との交渉が鍵となります。まず、持ち込み料金の仕組みを理解し、結婚式場や持ち込みカメラマンとのコミュニケーションをしっかりと行うことで、余計なコストをかけずに質の高い撮影を実現することができます。また、持ち込み自由な結婚式場を選ぶことで、さらにコストを抑えつつ、自分たちのニーズに合った撮影スタイルを実現することが可能です。自分たちの希望や予算に合わせた最適な方法を見つけ、一生に一度の結婚式の想い出を理想のカタチで記録しましょう。
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